2013年9月15日日曜日

日に日に、夏の日差しも弱まって、
朝夕の気温もぐっと下がってようやく私が大好きな季節に突入。

物心ついた時から、夏の暑い中、蝉の鳴き声を聞きながら汗をふきふき、先祖のお墓参りやお花の交換、沢山のお墓をまわってお線香のいい香りに包まれながら手を合わせていた習慣も、今の家に嫁いでからはうんと減り、実家の事を沢山思い出すようになる。


毎日を丁寧に生きて行く事がどれだけ大切で親孝行か、そんなに簡単ではないけれど、単純な事が難しいのですね。
ご先祖様がいてそこから父、母が産まれて、そこから自分が産まれてきたことが、
どれだけ凄い事で今のこの自分の肉体と魂があることがどれだけ神秘的で素晴らしい事か、そしてまた家族が増えていき、別の魂がうまれてくる事がもの凄い事か。
ふとした静かな時間にふっと思う事があった。

ずっと淡々と何事もなく行く事に飽きてきて刺激が欲しくなり楽しくなるのが普通、というか。でも今日と昨日がなんの変化もない暮らしがどんなに幸せな事か。
それが起こってみないと人は気付く事が難しい生き物だけれど、何か起こったときにでも
「ほほう、」と受け入れて行けるような準備というか、心の練習?をして行けたらいいなと、最近改めて感じる。

何もない事がどんなに幸せで、こころが穏やかでいれるか、という事。



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